新宿 耳鼻科 咳喘息

咳喘息

咳喘息の原因

咳喘息は、慢性的に咳が続く気管支の病気です。気管支喘息と同じように、気道が狭くなり、いろいろな刺激に過敏になって、咳が起こります。

風邪をひいて風邪は治ったはずなのに、咳はちっとも治まらない、といったような状態が数週間続いたら、咳喘息の可能性があります。

風邪、室内外の温度の差や湿度の差、ハウスダストやダニなどのアレルギー、たばこの煙、運動、飲酒、ストレスなどが咳喘息の原因になります。

咳喘息の症状

咳喘息は、比較的乾いた咳の症状が続きます。のどがいがいがしたり、痰(たん)がからんだりすることもあります。通常、喘息の発作時のようにゼイゼイ、ヒューヒューなど喘鳴(ぜんめい)や呼吸困難はありません。

咳喘息は副交感神経が高まりやすい夜中から明け方に激しい咳がでやすく、眠れなくなってしまうこともあります。

咳喘息の診断

問診および聴診などで総合的に診断します。

咳喘息の治療法

咳喘息の治療法は飲み薬と吸い薬を中心に使用します。

飲み薬はアレルギー反応を抑える(オノン、プランルカスト、シングレアなど)、気管支を広げる作用のある飲み薬(テオドールなど)、B刺激薬の貼り薬(ホクナリンテープなど)、抗アレルギー剤の飲み薬(アレグラ、ザイザルなど)などを使用します。

咳が止まらなくて苦しい場合、気管支を拡張させる即効性のあるB刺激薬の吸い薬(メプチン、サルタノールなど)を一時的に使用したり、ステロイドの飲み薬(プレドニン、セレスタミンなど)を使用したりします。

吸入ステロイド薬は、ステロイドの細かい粉を吸う薬少量でも気道に直接作用して、優れた抗炎症作用を発揮します。全身的な副作用の心配も少なく、長期にわたって用いることができます。

治療を開始してもすぐに咳が止まることは少なく、徐々に咳の回数が減ってくることが多いです。

咳喘息の注意点

咳喘息を引き起こしやすい要因は様々なものがありますのが、特に、風邪、温度、湿度、たばこの煙、アレルギー物質には注意してください。

風邪

風邪にかかると、ウイルスや細菌か気道の粘膜が炎症を起こします。炎症があると刺激にも反応しやすくなり、咳喘息が起こりやすくなります。風邪の季節は、できるだけ人ごみは避けて、、手洗いとうがいを徹底しましょう。

温度、湿度の変化

急激な温度や湿度の変化は、咳喘息を引き起こしやすくなります。

春や秋などの季節の変わり目は、常に気温の変化に気をつけて、外に出るときには服装による温度調節してください。

特に冬は空気が乾燥しやすいため。室内の温度はいつも一定に保つようにしましょう。乾燥している場合は、加湿器の使用をおすすめします。

たばこの煙

たばこの煙は気管支の粘膜を刺激します。ご自身の禁煙が一番大切ですが、家庭や職場などでもたばこの煙を吸い込まないように注意してください。

アレルギー物質の少ない環境

ハウスダスト、ダニ、花粉(スギ、ヒノキなど)などのアレルギーの原因となる物質を取り除くことは重要です。こまめに、布団や枕などの寝具を干したり、室内を掃除しましょう。